キューブz12

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学　cis
上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる。
上がっている株を買う。下がっている株は買わない。買った株が下がったら売る。

相場では一匹目のドジョウがものすごくおいしい。２ひきめのドジョウもそれなりにいるけど、３匹目からは、いるかいないかわからない。

割安だというのは主観にすぎないのにそこに気づいていなかったこと
財務分析をして割安と判断したが、そんなことはみんな知っていて、株価はそれを踏まえた取引値
企業の価値を株価が正しく反映していないと考えるよりも、株価こそが答えであり、世の中の総意として適正だとみなされている数字だと考える方が正しい。
大型銘柄は十分研究されていて割安なまま見過ごされているのはありえない。加えて割安に見えても、それは誰でも知っている情報に過ぎない。
～だとすれば自分に優位性はない。なにかしら他人を出し抜かないと、他人から富を奪うことはできない。
信用される企業はさらに信用され、割安な株はさらに割安になる。

日本、アメリカ、ヨーロッパの３つのマーケットのうち、時差の関係から月曜日に市場が開くのは日本。
なので、週末に世界的な事件が起こると、日本で最初に影響が現れる。
イギリスのEU離脱、トランプの選挙など日本は売られすぎる傾向がある。
僕の経験からいえば、こういうときは９０％は逆張りで買っていい。これは大事件のときの例外、通常時のダウ先物安くなっているのを買うのは「上がっているときは買い」の原則に反する。
逆パターンで週末にアメリカに好材料がでて、ダウ先物が４００くらい大きくプラスしているときに、日経平均も爆上げしたら空売りする。大体がすぐにもどる。

盲目の資金→年金、投資信託→ある期間にこれを何百億円かうという行動に基づき機械的に買う。
盲目の資金が流入しているときはそれにのっかっているだけで大きく儲けることができる。逆に流出しているときは、売り切ったと考えられる直前くらいから買いを狙う。
盲目の資金が流出していることに加えてほかにも下がりそうな要因があるときは空売りもする。財務が悪いから増資しそうとか。

不況時の赤字会社への長期投資はあり。
ぎりぎり黒字はだめで赤字転落の会社がいい。そういう会社は好況になると黒字がでて、手のひらを返したように株価が上がる可能性が高い。ただし、つぶれなさそうな会社を狙う。
逆に好況時には買わないほうがいい。景気は循環する。全体株価が上がって、週刊誌に特集が組まれ、アナリストが勧めているようなときは、伸びしろが亡くなっている可能性が高い。

上場廃止になりそうな会社もねらい目。比較的最近JAL,東芝東京電力、金融危機時の銀行もそれに近い。危機を脱した時には１０倍や２０倍もありえる。マーケットはリスクを回避する傾向があるので、危ないと思われたら必要以上に売られる。
僕は政治的な判断に左右されるものは買わない。政治家がどう考えるか分からない。だからJALは買わなかった。
東芝は全体状況として、景気がよかったので逆張りはしたくなかった。
会社が赤字になり無配になり、東証一部から転落すると、ファンドやTOPIX連動型投資信託などの機関投資家が売り出して株価が下がる。そのあとで一部上場や日経２２５に採用されるとそれだけで買われる。紙切れになるリスクを背負って転落会社を買うのは夢がある。

５０～１００万の予算なら、最初はIPOのデイトレがいい。
IPOのボラが高いやつを買って、ダメそうならすぐ損切、上がっている最中は持っておくスタイルのデイトレがいい。
たとえば東京メトロとか公的に近い企業のIPOは多くの人があたるような形で抽選になるのでそれに申し込む。一般にIPOは大きく値上がりして始まる可能性が高いので、そこで買ったお金を投資の原資にする。デイトレの場合値動きがやばそうならすぐに逃げる。サラリーマンはといれにこもる。２０００万を超えたらほかのこともやる。

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